雪山の朝はゆっくり始まる、リゾートスパセラピストの1日のルーティン

aya

北海道の冬もいよいよ終盤。2026年の2月からここ、キロロのリゾートホテルのスパで働いていますが、早いもので契約終了まであと10日ほどとなりました。

働き始めた当初はあたり一面が深い雪に覆われていましたが、今年は雪解けが早いようです。窓の外を眺めると、あんなに雄大だった山の雪も少しずつ薄くなり、季節の移ろいを感じる今日このごろです。

来たばかりの2月は雪で覆われていました

「雪山リゾートのスパセラピスト」と聞くと、どんなイメージをされるのでしょうか?もしかしたら、キラキラした生活をイメージされる方もいるかもしれません。ですが、人見知りで人混みが苦手な私の日常は、基本「質素で静か」です。

今回は、これからリゾートバイト(リゾバ)やスパ勤務を考えている方に向けて、私の飾らない1日のルーティンをご紹介します。

【AM 7:30〜8:00】起床:静寂の中での「黙想」から始まる朝

仕事が午後からということもあり、雪山の朝はゆっくりと始まります。

目が覚めたらまず行うのが、**「黙想」**です。

今年から始めた習慣で、瞑想よりも少しハードルを下げた自分なりの儀式です。

  • 方法: 3分間、目をつむる。(タイマーセット)
  • 意識: 周りの音(風の音、暖房の音)を受け入れ、今の体の重みや感情をただ観察する。
  • ポイント: 湧き上がってきた思考を消そうとせず、「ああ、今こう考えているな」とそのまま流す。

以前「瞑想」に挑戦し、”無”になれずに挫折した経験がある私にとって、このゆるいスタイルが一番合っていました。この3分間があるだけで、その日の心の安定感が全く違います。

その後、朝食を済ませたら、洗濯や掃除、そしてこのブログの執筆といった作業時間を過ごします。


【PM 12:00〜13:30】準備と移動:リゾートライフの「洗礼」

昼食を済ませたら、いよいよ仕事の準備です。

私の住んでいる寮はホテルからバスで15分ほどの場所にあります。

ここで少し、**「リゾバの現実」**をお話ししておきます。

私の住むエリアには、お店もATMも一軒もありません(笑)。
ホテル内にコンビニがあるのですが、インバウンド価格なのか高額です。。。

「買い物は時間との戦い」

車を持っていない私にとって、買い出しは週に一度の休日に、村のバスを利用するしかありません。田舎あるあるですが、バスの本数も少ないです。町のスーパーに着き、40分程で買い物を済ますと丁度寮に戻るバスに間に合いますが、1本逃すと2~3時間待つことになります💦

キラキラしたリゾートライフの裏側には、こうした「不便さ」がセットでついてきます。しかし、この制限された環境が、かえって余計な雑念を払ってくれる良さもあります。


【PM 13:30〜20:00】勤務:多言語が飛び交う癒やしの現場

仕事の内容は、スキーやスノーボードで疲れ果てたお客様への施術がメインです。予約状況によって時間は前後しますが、基本はこの時間帯。

現場のリアルな特徴をまとめると、以下のようになります。

  • 多国籍なゲスト: お客様のほとんどが海外の方。やり取りは英語がメインです。
  • スタッフ構成: セラピストは日本人ですが、受付スタッフは日本在住の外国籍の方。彼らの内一人は日本語・英語・中国語を操る超マルチリンガルで、いつも助けられています。
  • 向上するスキル(体力と時間管理): 基本的に休憩時間があったり、予約前後に15~30分のインターバルがあります。ただ忙しい日は休憩時間がなかったり、インターバルなしの連続で予約対応することも。またキロロ内に2つのホテルスパを移動しながら勤務することもあるので、体力だけでなく時間管理も自然と鍛えられます。

英語に関しては、完璧である必要はありませんが、やはり「多少は話せたほうが、お客様の満足度も自分の安心感も違う」というのが正直な感想です。またゲストだけでなく、ホテルスタッフも外国籍の方が多いので、英語力を伸ばしたいという方にはお勧めの環境です。

高級感漂うホテルのロビー

仕事が早く終わった日の特権は、ホテルの温泉に入らせてもらえること。仕事で酷使した体がじんわりと解けていく瞬間は、この仕事をしていて良かったと思える最高の報酬です。


【PM 21:00〜24:00】夜:デジタルに癒やされる「おこもりタイム」

寮に戻り、夕食とお風呂を済ませた後は、自分を甘やかす時間です。

寮のWi-Fiは繋がりやすく、動画配信サービスをよく利用してます。

最近はAmazon PrimeやTverでドラマを観るのが日課。先月までは、TBSドラマの『リブート』をリアルタイムで観るのが何よりの楽しみでした。

よく聞かれるのが、**「仕事の前後に滑らないの?」**という質問。

周りには「出勤前(もしくは後)に一滑り!」という強者もいますが、スパのメンバーにそんな人はいませんでした。

私自身、スノボはまだ初心者。「もし怪我をして仕事に穴を開けたら……」という恐怖と、単純に体力の温存を考え、滑るのは休日限定と決めています。この「無理をしないスタイル」が、長丁場のリゾバを完走する秘訣かもしれません。


おわりに:あと10日の雪山生活

私のリゾートスパセラピストとしての1日は、このように非常にシンプルで、ある意味ではストイックです。

不便なことも多いですが雪山に囲まれながら、朝は黙想でゆるやかに始まり、夜は静かな寮で動画を観る。この「何もない贅沢」は、都会の喧騒の中では決して味わえないものでした。

残り10日。

雪が溶けきる前に、この静かなルーティンを最後まで大切に噛み締めたいと思います。

もし、リゾートスパで働くことに興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。そこには確かに、心地よい「自分だけの時間」が待っています。

ABOUT ME
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マッサージセラピスト
旅好きなマッサージセラピスト♪ 様々な場所でお仕事や勉強しながら、その土地でのグルメや観光も満喫してます☆疲れた体を癒すお仕事に約10年従事してますが、2年位前から自身で体を整えることや体の使い方を改めて学ぶ目的に、ピラティスを始めました。 / 資格:豪州認定リメディアルセラピスト、アロマセラピスト、マットピラティスインストラクター / 経験:豪州マッサージ留学~クルーズ船~整体院、タイ古式、リラクゼーションサロン~タイ・チェンマイにて解剖学実習参加~北海道リゾートホテルスパ
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